北欧のエレクトロニカシーンを牽引するBen Frost が新作「オーロラ」を発表。Tim Heckerなどのプロダクションも支える縁の下の力持ちは単なるシューゲイズ〜ポストロックの影響とは一言で言い表せない多様性を持っている。
Ben Frost
1980年、オーストラリアのメルボルン生まれ。2005年よりアイスランド・レイキャビクに拠点を移して活動する北欧エレクトロニカ・シーン注目の若きクリエーター。＜Bedroom Community＞創設者ヴァルゲイル・シグルズソン等と共に音楽活動を行い『Steel Wound』(2003年)でデビュー。その後『Theory Of Machines』（2007年）に続いて2009年にリリースした『By The Throat』にてNMEやWireで好評価を獲得。
2010年にはブライアン・イーノからの依頼でダニエル・ビャルナソンと組み、タルコフスキーによる映画『惑星ソラリス』にインスパイアされたエクスペリメンタル・ミュージックを制作。
またスワンズの前作『The Seer』や、アンビエント、ドローン・ミュージック界の重鎮ティム・ヘッカーなど様々なミュージシャンの作品でも制作に関わる。ビョークの「Desire Constellation」のリミックス、ダンスカンパニーへの音楽提供や映画のスコア作品も多く手がけるなど、自身の作品以外での活動も非常に積極的に行う。