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現在、gufoとSHUMOKU GALLERYとのコラボレーション企画、ファッションとアートの境界線をキュレーションする「On Curating」の第四回として、写真家【 加納 典明 / かのう てんめい 】の1969年にNew Yorkで撮影されたネガからの銀塩モノクロプリント、デジタルプリントを展示・販売しています。同時開催で、SHUMOKU GALLERYでは加納典明・四谷シモン「TENMEI × SIMON」写真家・加納典明と人形作家・四谷シモンの二人による展覧会を開催しています。gufoからSHUMOKU GALLERYへは徒歩10分くらいの距離です。この2つの展覧会を行き来してみてはいかがでしょう。

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加納典明・四谷シモン
TENMEI×SIMON
2017/6/3-6/25

SHUMOKU GALLERYでは、写真家・加納典明と人形作家・四谷シモンの二人による展覧会を開催いたします。

加納典明は1942年名古屋市に生まれ名古屋市立工芸高等学校を卒業後、写真家を志し、名古屋市在住の写真家・小川藤一に師事します。その後、上京し1962年に写真家・杵島隆の助手として活動を始めます。
翌63年にはフリーランスの写真家として独立し、数々の重要な写真集を発表、また広告写真、ポートレートなど様々な分野で活躍し今日に至ります。

四谷シモンは1944年東京都に生まれ、幼少のころより人形制作をする一方で歌手や俳優としても活躍し、1967年ごろから唐十郎の主催する状況劇場に女形として出演、以降71年頃まで出演を続け、演劇界の人気俳優として広く知られます。
その美しい容姿から、1972年には加納典明を含む10人の気鋭写真家が参加し、「10人の写真家による被写体四谷シモン展」が開催され、大きな反響を呼びます。1973年、青木画廊で第一回の個展「過去と未来のイヴ」を開いて以降は、球体関節人形を制作する人形作家としての活動を本格的に開始、数々の重要な作品を世に送り出し、以降は俳優、人形作家として活動しながら今日に至ります。

写真家・加納典明が実に四十数年ぶりに撮影した72歳の「俳優」四谷シモンは、素顔でのクールで端正な立ち姿を見せたかと思うと、一転、派手な衣装に身を包み、メイクをして妖艶な芝居がかった姿を披露しています。その貴重な姿を、常に対象にぶつかるように、エネルギーの強い写真を撮影することで知られる加納典明の渾身の撮影により、独特の雰囲気を持つ写真作品として実現しています。
また、1970年代から90年代の四谷シモン作品をあわせて展示いたします。

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