『 On Curating – vol.5 』

DSC05503この度、gufoとSHUMOKU GALLERYとのコラボレーション企画、ファッションとアートの境界線をキュレーションする「On Curating」の第五回として、年代も国もジャンルも違いながらも第一線で活躍し高い評価を得てきた写真家の作品をセレクトして展示・販売します。

DSC05538・DOG DOGS / NEW YORK (1974) – Elliott Erwitt (エリオット・アーウィット)
エリオット・アーウィットは1928年パリで生まれ。1949年より写真家として活動を開始し、1953年ロバート・キャパの推薦により若干25歳でマグナムのメンバーとなり それ以後、主に雑誌分野の第一線で活躍し続けています。フリーランスの写真家として『ライフ』などの写真雑誌を中心に次々と作品を発表。1968年からはマグナムの会長を3期務める。フォトジャーナリズムにパーソナルな視点を持ちこんだ、マグナム第2世代の代表写真家と高い評価を受けています。これまで、ニューヨーク近代美術館をはじめ世界中の美術館やギャラリーで写真展を開催。日本でも数多くの写真展が開催されている知名度の高い写真家です。アーウィットのライフワークのひとつとも言える犬の写真。マグナムの写真家のなかでも無類の犬好きであるエリオットアーウィットが撮った犬と人間の優しい関係のスナップ写真です。

DSC05531・Yves Montano (1962) / Rudolf Nureyev (1960) / Portrait of a Lady Black (1964) – Jeanloup Sieff(ジャンルー・シーフ)
1933年パリ生まれ。1955年フランス『エル』誌の写真リポーターとしてデビュー。若くして頭角を現し1959年ニエプス写真賞に輝く。マグナム写真家集団に短期間所属しルポルタージュを得意としていたが1960年代ニューヨークに滞在し『ハーパース・バザー』『ヴォーグ』『エスクアイア』『ノヴァ』など世界的なファッション雑誌でパリとニューヨークを往復しながら華やかに活躍した。70年代、80年代はヌードなどパーソナルな作品や広告、ポートレイトにジャンルを広げた。モノクロ写真に徹し多くの名作を残したが風景作品にも傑作が多い。

DSC05548・Villa D’este (1975) – Helmut Newton (ヘルムート・ニュートン)
チェルノッビオ(イタリア・コモ湖)の超高級ホテル、Villa D’Este(ヴィラ・デステ)で70年代以降に開花するヨーロッパ上流階級の退廃的な雰囲気と潜在的な暴力、エロティシズム・フェティシズムを感じさせる作品。
1920年、ベルリン生まれ。オーストラリア版『ヴォーグ』の仕事を手始めに頭角をあらわし、62年からパリへ。仏『ヴォーグ』で認められファッション写真家として活躍。70年に心臓発作を起こし、創作的な仕事に専念し始める。エロティシズムや暴力をモチーフに取り込み、人間の心の奥の感情や欲望を写真に投影する彼のスタイルは、写真表現の世界に大きな影響を与える。数々の有名雑誌に発表した挑発的なファッション写真で注目を浴び、独自のスタイルでファッション写真家として一時代を築いた。20世紀を代表するファッション写真家の一人。

その他の作品も展示・販売しております。
(同時に様々なアートブックの販売も行います)

ファッションとアート、両方を楽しんでいただきたいと思います。
『 On Curating – vol.5 』
会場:gufo
会期:2017年 10月29日(日) ~ 11月26日(日)

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