『 My Favorite Things 』

「第七の封印」 (1957年) 監督: イングマール ベルイマン 

イングマール ベルイマン監57年の名作『第七の封印』。
ベルイマンが人間の死、尊厳、神の存否をテーマに掲げた代表作。
中世の十字軍の時代を舞台に、黒死病による死、幻想美を持つ死神との対話。死神とのチェスの敗北は人になにをもたらしたのか、信仰による救いはあるのか、厳格な牧師の息子として生まれたベルイマンが投げかけるこの疑問は今も難解とされている。最後の場面は皆が手をつなぎ当然死に向かっているがとても愉快な行進に映る。ベルイマンが意図したかどうかよりも要はそういう映画でいいんだと思う。

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