『 gufo – BOOKS 』

・OVERSHARE by Sophie Calle ¥10,120 (tax incl.)
フランス人コンセプチュアルアーティスト、ソフィ・カル(Sophie Calle)の作品集。作者のコンセプチュアルな作品は、観察されること、報告されること、秘密、そして語られないものの間の緊張感を探っている。
本書は、アメリカ合衆国ミネソタ州ミネアポリスの美術館「ウォーカー・アート・センター(Walker Art Center)」で2024年10月から2025年1月まで、カリフォルニア州コスタメサの「オレンジカウンティ美術館(Orange County Museum of Art)」で2025年3月から6月まで開催される展覧会「Sophie Calle: Overshare」に伴い刊行された。過去50年にわたる活動の幅と深さをより探る、北米において初の展覧会である。本展では、主要な作品群からあまり知られていない作品まで展覧することを通して、人間の状態に対する鋭い探究心をとらえ、初期の作品が、自分自身を創造し共有する場としてのソーシャルメディアの起源を予期していたことが明確になっている。写真、映像、インスタレーション、テキストベースの作品を見せており、広く認識され感情的に共鳴するそのテーマを探るべく、さまざまな媒体を巧みに使いこなす才能に光を当てる。softcover/200pages/240 x 280 mm


「スパイ(The Spy)」、「主人公(The Protagonist)」、「終わり(The End)」、そして「始まり(The Beginning)」という4つのテーマで構成された本書は、「The Sleepers(眠る人々)」(1979年)や「Suite Vénitienne(ヴェネツィア組曲)」(1980年)など、最も高く評価されている作品に新たなアプローチを取る一方、「Cash Machine(キャッシュ・マシン)」(1991-2003年)や「Unfinished」(2005年)など、これまであまり研究されてこなかった作品も織り交ぜている。あわせて、キュレーターのヘンリエッテ・ヒュルディッシュ(Henriette Huldisch)、作家のユージェニー・ブリンクマン(Eugenie Brinkeman)、批評家のアルナ・デソウザ(Aruna D’Souza)、キュレーターのコートネイ・フィン(Courtenay Finn)によるテキストが作品に関する新たな考察をさらに豊かなものにしている。

-Sophie Calle-
ソフィ・カルは1953年フランス・パリ生まれ。7年間世界各地の放浪を経てパリに戻った79年に、知人や面識のない人が自身のベッドで眠る様子を撮影・インタビューした、写真とテキストからなる初作品《眠る人々》を発表。80年から作家活動を本格化し、「ゲーム」と呼ぶ自身が決めたルールにのっとって制作を行う。作品は自身や他者の親密な体験をテーマとして、テキストと写真の併置、あるいはそこにオブジェ、映像などを組み合わせた手法が特徴。初期の作品に、ヴェネチアのホテルでメイドとして働きながら、宿泊客を観察した《ホテル》(1981)や、偶然拾った手帳に書かれている連絡先にインタビューし、持ち主の印象を浮かび上がらせた《アドレス帳》(1983)など。自己、または他者やその日常を一風変わった視点からとらえた虚実が入り交じる作風で、通念に揺さぶりをかける。生まれつき目が見えない人々に「美のイメージとは何か」と問い、その回答をもとに写真を撮影した《盲目の人々》(1986)では、視覚や美に対する認識を問いかけた。2024年、世界の優れた芸術家に贈られる「高松宮殿下記念世界文化賞」第35回の絵画部門としてソフィ・カルが受賞。

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