ベルナルド・ベルトルッチの脚本・監督による1970年製作の『 暗殺の森 』。イタリア・フランス・西ドイツ合作。
原作はイタリアの作家アルベルト・モラヴィアの小説『孤独な青年』。
第二次世界大戦前夜のイタリア、フランスを舞台に、幼い頃のある事件を心に秘めた青年が「優柔不断なファシスト」になっていく姿を描く。
美し過ぎるカメラワークが特に印象に残る。
どのカットも計算しつくされた美しさ。アングルはもちろん、陰影、色、部屋、衣装、明かり、どのシーン一つとっても絵になっている。
ジャン＝ルイ・トランティニャン、ステファニア・サンドレッリ、ドミニク・サンダというキャストも美しい。
gufo / My Favorite Things