『 gufo – BOOKS 』

・This Will Not End Well:Nan Goldin (ナン・ゴールディン) / ¥11,550 (Tax incl.)
本書はナン・ゴールディンの映像作家としての仕事を包括的に紹介した初めての本です。ストックホルムのモデナ美術館が企画した回顧展と巡回展に付随する本書は、ゴールディンが何千枚もの写真、フィルムシーケンス、オーディオテープ、音楽トラックから制作した約12のスライドショーとフィルムから構成されている。語られるストーリーは、彼女の家族史のトラウマから、ボヘミアンな友人たちの描写、依存症の闇への旅まで、多岐にわたる。スライドショーとビデオ・インスタレーションに特化することで、本作は彼女の作品がどのように体験されるべきかというゴールディンのビジョンを完全に受け入れることを目的としている。本書ではスライドショーの見せ方はそのままに、すべての画像を同じフォーマットで黒い背景に映し出し、ソースと同じ順序で並べている。20のテキストは、その大部分がゴールディンによって新たに依頼されたもので、彼女の作品の意図を補完し深めています。ストックホルム近代美術館との共同出版。

-Nan Goldin (ナン・ゴールディン)-
アメリカの写真家。家族や友人、恋人など 自分自身と彼女の最も近しいものを親密な視点でとらえた率直なポートレートで知られています。彼女の作品には 家族像の変換やドメスティック・バイオレンス、薬物依存や性的依存、セクシュアリティやジェンダー、AIDS(エイズ)など80年代以降の時代性が反映されています。彼女にとってそれは 身近な世界へのオマージュであり 日記のように記録する視覚的自伝のようなものです。ナン・ゴールディンは1953年ワシントンD.C.に生まれ、10代の頃 姉を亡くしたことをきっかけに写真を撮り始めました。彼女は 雑誌で目にしたヘルムート・ニュートンやギイ・ブルダンのファッション写真や、アウグスト・ザンダーやダイアン・アーバスの啓示的なポートレート、その両方に影響を受けました。そして影響力のある作品集『I’ll Be Your Mirror (1996)』に見られるように、彼女のカメラは 自分自身と自分の友人たちの 最も無防備な瞬間を捕らえています。ゴールディンは日本の写真家 荒木経惟とも親交があり1994年ザ・ギンザアートスペースにてコラボレーション展が開催されました。世界各国で個展や回顧展を開催し、2008年にはクリスチャン ディオールの「ディオール表参道」にてディオール オムのデザイナークリスヴァン・アッシュ(Kris Van Assche)との展覧会も開催され、2018年にはSupreme(シュプリーム)とコラボレーションするなどファッション界でも幅広く活躍しています。

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