『 My favorite things 』

・Gerhard Richter/Panorama 『ゲルハルト・リヒター/パノラマ』

今年80歳を迎えたドイツの画家、ゲルハルト・リヒターの回顧展『パノラマ』が ポンピドゥー・センター(パリ4区にある現代美術館。レンゾ・ピアノとリチャード・ロジャースが設計し、1977年開館)で開催されていた。

現代絵画史の中で最も重要な一人として数えられるドイツ人画家、ゲルハルト・リヒター。テート・モダンを皮切りに、ベルリンのナショナルギャラリー、そしてポンピドー・センターを巡回する大回顧展。新聞や雑誌の写真をカンバスに描き写し画面全体をぼかした手法のフォト・ペインティングなど、デビュー当時から前衛的で多様な表現に取り組んできた。常に作品で「美術史への問い」に答え、現在も多くのアーティストに影響を与え続ける作家。
手ぶれを起こしてピントが合わなかった写真かと見まがうような人物像や風景画、色見本のようなカラーチャート、色彩鮮やかな抽象画など、一人の画家としては異例なほどさまざまなスタイルを駆使する。

gufo 名古屋

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