『 My Favorite Things 』

アラン レネ監督 死去。。
また一人、偉大な映画監督が亡くなった。
高校2年くらいに映画を見始めたころ、漁るように観た一連のヌーヴェルヴァーグの作品の中にひと際、美しく難解な作品があった。
『去年マリエンバードで』。美しいモノクロの映像と男Xと女A 、その夫Mが織りなす幻想の世界。アラン ロブ=グリエが脚本、衣装はココ シャネルが手掛けた。一見豪華なこの映画の難解さと美しさに引き込まれた記憶。マグリット デュラスが脚本を手掛けた『24時間の情事』で広島の原爆問題を舞台に、『夜と霧』ではアウシュビッツのホロコーストと強いテーマ、背景設定のなかでも人間の内面を描き続けた左岸派の作品に感銘。12年にクリス マルケルが死去、そして今ヌーヴェルヴァーグ左岸派の巨星アラン レネが逝った。またもう一度観なおそう。アントニオーニとレネがつくり出すイタリアとフランスの異なる’’不条理’’が大好きだった。RIP

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