・Soplo – Ernesto Neto / Malba Foundation
2019年末から2020年2月までブエノスアイレス市内にある南米の現代美術館、MALBA(マルバ)で開催された 「Ernesto Neto(エルネスト・ネト)- Soplo」展を記念して発刊された図録。本回顧展では、現代彫刻界を代表するエルネスト・ネトの作品60点を展示。1980年代にキャリアをスタートさせて以来、ネトは展示空間と鑑賞者の様々な側面との間に対話を生み出す作品を制作してきました。 サンパウロ美術館が発行したポルトガル語・スペイン語版カタログの復刻版で本書は、ブラジル人アーティスト、ジョッヘン・フォルツ(同美術館館長)とヴァレリア・ピコリ(チーフ・キュレーター)がキュレーションした初の大規模回顧展に付随するもので、彫刻、ドローイング、参加型インスタレーションなど約60点の作品を通して、40年近くの作品を網羅しました。
現在、ブラジル・フランス2025年シーズンの一環としてパリのグラン・パレにてインスタレーション「Nosso Barco Tambor Terra」(「私たちの地球のドラム缶」)を2025年6月6日から7月25日まで開催しています。
-Ernesto Neto(エルネスト・ネト)-
1964年リオ・デ・ジャネイロ生まれ。現在もリオ・デ・ジャネイロ在住。ネトの作品は、物質や力、存在など、様々なものの間にある関係性を主なテーマとしている。重力とバランスがこの関係性をとりもつ媒介的要素となり、彫刻のボキャブラリーを揺り動かし拡張する。ネトは、ネオコンクリート運動やミニマリズム、アルテ・ポーヴェラなどの前衛運動の歴史を参照しつつ、身体を根源的な政治問題として捉え、詩的な作品へと昇華させている。そのため、ネトの彫刻作品は生命体を彷彿とさせると同時に、鑑賞者の身体の中の様々な感覚を発動させる。
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