『ノーカントリー』でアカデミー賞作品賞に輝いたコーエン兄弟の監督最新作 『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』。
60年代にボブ・ディランらとともにニューヨーク・グリニッジ・ヴィレッジのフォーク・シーンで活躍したデイヴ・ヴァン・ロンクがモデル。
才能はありながらも不器用ゆえに成功から見放された名もなきフォーク・シンガーと猫との1週間をユーモラスに描いた。
ルーウィン役を演じたオスカー・アイザック、彼の心に響く歌声と演技に魅了される。
時代のせいにはしない。最後の最後まで、誇りを失わない。信念を曲げない。そこに、打たれる。
名古屋は伏見ミリオンザにて6月中旬まで上映。
gufo / My Favorite Things